2019年6月16日、東大阪市立総合体育館にて日本空手道連合会第62回関西地区空手道選手権大会が開催されました。
今年は上山道場から、かなり多くの練習生が出場いたしました。
連合会の関西地区大会はたくさんの選手が出場する大きな大会で、県大会や市の大会では対戦することのない関西の他府県の、レベルの高い選手が多く出場しています。
簡単には勝てない、そういう大会です。
大人数での開会式、まず全員が入場するだけで20分はかかりました。そこから開会式が始まり、また大人数が退場…開会式だけで大変です。
試合はやはりなかなか勝てなかったと思います。
一生懸命練習してるけど勝てなかった子もいれば、そうでない子もいる。なんで負けたのかなと思ってしまう試合もあれば、まあ仕方ないと言う試合もありました。
でもどちらにしても勝てない原因は必ずどこかにあるのだから、今後に役立ててほしいです。
今回は辛口で…
見ていると、前日の練習でも注意したこと、直っていない。それでは勝てないから注意しているのです、直さなければ勝てません。
最近の子供達どんどん話を聞いていないように思います。
本当に聞いてない子もいるけれど、一見聞いてる様に見えて直す気がないのかやはり聞いてないのか、そう言う子もたくさんいます。
自分の思うようにやって勝てるのならそれでいいかもしれないけど、空手でそれは無理でしょう。空手をしていない人が教えられるものではありません。勝てなくて勝ちたいと思うならもう一度しっかり先生の話を聞いて自分に出来ていない事が何なのか考えて欲しい。
そして指導してくれる先生、上山先生や私だけでなく。みんな一生懸命教えてくれています。自分も練習したい時間を削って居残りまでして教えてくれています。そこに感謝の気持ちを忘れずに。
昨日も組手のアップをしてくれて、自分の試合が終わってもみんなの組手が気になり見ててくれて、結果の報告しましたか?
正直、形の結果も報告してくれたのはわずか数名です。試合会場でわざわざ探してまで報告してくれなくていいですが(次の練習でわかる事ですし)、バッタリ会ったのにな…という子が何人もいます。教える方は教えっきりだと、次に何も活かせません。何が足りなかったのか分かりません。子供がどう思って、次に向けてどうなりたいのかわかりません。私は形を主に指導しますが、組手なんかもっとそうですよ。
教える側も人間ですので、ロボットみたいになれません。
とくに青山道場は大人の有段者が多くいて、指導してくれています。残って教えてくれているの、あれは当たり前ではありません。好意でしてくれています。
教えてもらう側も教えてくれる側も、お互いにモチベーションが上がるように接しないといけないと思うのです。
ここに書いても子供達は読まないと思うので、おうちの方で読まれた方は是非一度お子さんにも伝えてください。
そして次の大会までの練習に活かせるよう。
よろしくお願いいたします。
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